7試合連続無失点を達成!
ハーフタイムには、打ち上げ花火もあがり夏の一戦に華を添えていた。
前半からもそうだが徳島ヴォルティスは素早い展開で左ワイドのアレックスにボールをつなぎ、縦への突破からチャンスメイクをするのだが、対峙(たいじ)する森脇良太は負けず、必死に食らいつき徳島の勢いをそいでいた。
後半12分、中盤でボールを奪い徳島の守備ラインから抜け出た興梠慎三がきれいに徳島ゴールに突き刺し待望の追加点が入った。
浦和は攻撃の手を休めることなく攻め続けていく。後半20分には、中盤でボールを奪うと梅崎司→興梠とボールが渡り、興梠のシュートは相手GKに防がれてしまう。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、同25分に平川忠亮に代え永田充を投入、その3分後にも梅崎に代え李忠成を投入し、勝利のための盤石の体勢を図る。
後半32分、森脇→青木拓矢→李とつなぎフィニッシュをするのだが惜しくもオフサイド。守備の部分では徳島のカウンターを受けても「絶対にゴールを割らせない」というチームの強い意志がピッチに波及したように、体を寄せ、タックルをし、ゴールマウスを固く死守する。
後半40分にも徳島のロングボールがゴール前にこぼれ、途中投入されたキムジョンミンがシュートを打つが、わずかにそれていった。その直後にも、アレックスが飛び出し、GK西川周作と1対1になるのだが、西川も体を張りこれをブロックした。
時計の針は刻一刻と進み、90分が終了し、アディショナルタイムは3分と表示された。同アディショナルタイム2分のFKを蹴ったのは槙野智章。相手にしっかりとセーブされてしまったが、ここからは我慢の時間帯だ。最後までボールを回し続けると長かった試合の終わりを告げるように試合終了ホイッスルが鳴り、2−0の完封勝利をアウェイ徳島の地で飾った。
そして、浦和は7試合連続無失点というリーグ新記録を打ち立てた。
◆J1第16節・徳島戦=MVP投票
◆J1第16節・徳島戦=採点&寸評
※「ハーフタイムダイジェスト」「試合ダイジェスト」は現地取材中の番記者からの速報記事を掲載したものです。得点者などの記録は変更される場合がございますので、「試合詳細」などをご確認ください。
※番記者による試合レビュー「今日のポイント」は、監督・選手への取材終了後に掲載されます。掲載は試合終了から3時間後となります。(取材・通信環境の都合などにより、多少の変動あり)
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