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[代表]アフガニスタン代表戦戦評&選手コメント【柏木陽介・長谷部誠・原口元気】

SAMURAI BLUE(日本代表)は、2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選・アフガニスタン代表戦が、埼玉スタジアム2002で行われた。

今回の予選には、浦和レッズからGK西川周作、DF槙野智章、MF柏木陽介が招集された。アフガニスタン戦では、3人の中で唯一、柏木が先発出場。ダイヤモンド型にした中盤の左を務め、64分までプレーした。

「自分が一番戸惑っていた」と柏木が振り返るように、きょうのポジションは不慣れなものだった。聞けば、前日練習で合わせただけのぶっつけ本番。本来の柏木らしさは消える役割だったが、それでも彼は丁寧なプレーを心掛け、持ち味の1つである「攻守の切り替えの早さ」を見せた。6分には、左から中央へポジションを移しながら、好機でスピードを上げ、ゴール前に進入。テンポの良い攻撃に絡んだ。

日本は立ち上がりから得点機を作りながら、ゴールネットを揺らせずにいた。ピッチ上の選手たちに焦りはなかったという。それでも28分、相手選手が負傷し担架が入ったタイミングでは、日本はGKを含め、円陣を作って話し合う場面もあった。

浦和レッズOBのキャプテン長谷部誠はその場面を振り返り、「点が取れていない中で、焦る時でもないし、我慢してやっていけば点が入る感覚があったので、それを全員の共通意識とするため話し合った」と話した。

試合が動いたのは43分。ゴール前で岡崎慎司が技術の高さを見せ、待望の先制点をチームにもたらすと、後半は完全に日本のペースへ。清武弘嗣、オウンゴール、吉田麻也、金崎夢生と次々にゴールが決まり、結果は5?0の完封勝利。3月29日(火)に控えるシリア代表戦へ大きな弾みがついた。浦和レッズOBでは、ダイヤモンド型の右の位置を務めた原口元気もフル出場を果たした。

《柏木陽介》
自分の位置からアーリークロスを入れるなど、(違うプレーを)見せたかった。前半はあまり良い形でボールをもらうことができなかったので、もう少し、ボールを下がってもらう時間があっても良かったかな。後半は相手も疲れてきたし、自分自身も慣れてきたので大丈夫だったが。1つのオプションを試したところ。(清武弘嗣らと)もう少し流動的にやっても良かったかな。このポジションでどうしなければいけないのかという迷いがある中でプレーした感じ。(シリア代表戦は)総力戦。誰が出てもおかしくはない。

《長谷部誠》
ダイヤモンド型の手応えとしてはまだまだ。中盤の選手がサイドに出ても良いと考えて話し合った。監督からは臨機応変に。相手が思ったよりも出てきた。もう少し、サイドバックを上げる予定だった。(相手の出方によって、プラン通りにポジションを上げられなかったのならば)サイドの裏のスペースをもう少し使うなどプレーできたら良かった。ピッチの中も、出ていない選手も、自分たちで考えられた。みんなでコミュニケーションを図りながら、考えてプレーできたのが収穫と感じる。

《原口元気》
結果は欲しかったが、ポジションがポジションなので。(難しい中でも)ヘルタ ベルリンでやっているような良さは出せたと思う。ただ、今、強い相手とやりたい気持ちが強い。強い相手とやらないと(自分がどこまでできるのか)分からないから。引いた相手というのは難しい。予選だから仕方がないけれど。いろいろと経験して、いろいろと吸収したいと思っている。こういう試合は他の試合に比べて点を取らなければいけないプレッシャーが強いし、点が入らずにどうしてもいら立ってしまう時間帯もあったが、その中でも安定してプレーできたと思う。惜しいシーンは、自分の力がないだけ。そこを高めなければ。

(有賀久子)

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