(有賀久子)

宮本優太、浦和レッズ復帰
12月23日(火)、2024年シーズンから2年間、京都サンガF.Cに期限付き移籍していたDF宮本優太が浦和レッズに復帰することが双方のクラブから発表された。
宮本は、KMSKデインズ(ベルギー)への期限付き移籍から復帰後、マチェイ スコルジャ監督のもとでプレーしているが、ベンチ入りの機会も少なかった。そして、再びの期限付き移籍。2024年から2年間、京都でサイドバックやセンターバックで経験を積んできた宮本が、どのような活躍を見せていくかに注目だ。
昨年末、もう1年、京都でプレーすると決断した直後の取材では「確固たる自信があるかどうか。まだ、浦和のサポーターの前で出来るほどじゃないと僕は感じたから」とさまざまな選択肢がある中で、移籍期間の延長にサインしていた。
京都を応援するファン・サポーターに対して、宮本は「京都に来る前の自分は、「自分とは何なのか」が分からず、前を向くことも、サッカーに対する情熱も失いかけていました」と始め、「自分ひとりの力では、ここまで這い上がることはできなかった」と感謝の言葉を綴っている。
浦和レッズのファン・サポーターに対しては、クラブを通じて、宮本はこう話している。
《宮本優太》
3年ぶりに、このクラブへ復帰することになりました。
まずは、再びこの場所に戻ってくることができたことを、心からうれしく思います。
今の自分には、たとえ微力であっても、浦和を変える力があるのではないか。そう信じ、この決断をしました。
2年間、クラブの外から浦和を見てきました。
それは、中にいたときには決して見えなかった景色でした。
その中で改めて感じたことは、浦和というクラブはやはり勝ってこそのチームだということです。
勝って浦和を証明する。
浦和を証明して勝つ。
ファン・サポーターのみなさま、選手、監督・コーチングスタッフ、そして浦和を愛する浦和ファミリーのみなさまと共に、再び頂点を目指せるよう、一日たりとも無駄にせず、初日から全力で取り組んでいきます。
全力で頑張りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
2年越しとなりましたが、ただいま。
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