(有賀久子)

[柏木陽介引退試合]岐阜の地に15557名が集結!柏木陽介、肉離れもPKを決めて得点!
12月21日(日)、2023年シーズンを最後に選手生活から退いた柏木陽介さん(以下、陽介)の引退試合「仲間に感謝、岐阜から未来を」が、FC岐阜のホームスタジアムである岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催された。この試合の模様は、ABEMAで放送。
“浦和の太陽”のラストマッチは雨降りの1日。それでも彼がプレーしたサンフレッチェ広島、浦和レッズ、そしてFC岐阜のファン・サポーター15557名が集まり、40分ハーフの『YOSUKE FRIENDS』と『KASHIWAGI GENERATIONS』のプレーに沸いた。
主役の陽介は、後半の途中、右脚を肉離れ。引きずりながらも、最後までボールをさばいた。メンバー選考は、ひたすらに悩んだという。だからこそ、陽介は、全員とプレーしたいと、前半の20分まで『YOSUKE FRIENDS』の背番号10[赤色ユニフォーム]として、20分以降は『KASHIWAGI GENERATIONS』の背番号42[緑色ユニフォーム]としてピッチに立った。後半はその逆で、ユニフォームを着替えながら、プレー。
ただ、ルールは臨機応変で、前半31分に『YOSUKE FRIENDS』背番号24・関根貴大が倒されて得たFKの場面で、すでに緑色のユニフォームに袖を通していた陽介は、関根のユニフォームを着用し、ボールをセットした。が、このチャンスは大きく枠を外し、得点とはならなかった。
試合は、前半35分に『KASHIWAGI GENERATIONS』の背番号10・香川真司の得点で先制。後半36分に『YOSUKE FRIENDS』の背番号21・ズラタンの得点で追いつき、1対1。同38分には、クロスに対するハンドがあり、『YOSUKE FRIENDS』がPKを獲得。背番号10・柏木陽介がこれを冷静に決めて、2対1、逆転に成功した。40分に『KASHIWAGI GENERATIONS』の背番号5・槙野智章の得点で再び同点となり、2対2で終了となった。
陽介は、岐阜で開催する意味を何度も口にしていた。改めてこの試合を振り返ることにするが、雨の中のスピーチでは「素晴らしい選手たちが一堂に岐阜に集まって試合をしたくて、ここで引退試合をすると決めました」と話した。

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