3月14日(月)、日本サッカー協会は3月21日(月)から始まるポルトガル遠征に臨むU−23日本代表メンバー22名を発表した。リオ五輪出場権をつかみ、本戦に向け、いよいよ最終登録メンバー入りをかけた競争が始まる。その最初の遠征に、浦和レッズからMF遠藤航、関根貴大の2名が選出された。
期間中には、今回の遠征の目的であるU−23メキシコ代表との国際親善試合が組まれている。この試合は25日(金)、日本時間24時36分キックオフで行われる。協会はもう1試合を計画したが、日程の調整がつかず、練習試合として地元のスポルティング・クルーべ・デ・ポルトガルとマッチメイクした。この試合は28日(月)日本時間22時に行われる。
手倉森誠監督は会見の席で、アジアの戦いから世界の戦いを強調。「世界との戦いでは違う持ち味で戦わなければ。下(地上戦)のパスで崩せるクオリティーを高めたい」と語り、「鎌田(大地/サガン鳥栖)や関根という選手は、世界では可能性が出てくる。そこを探りたい」とドリブル、スピードに特長のある関根の名前を出し、今回のメンバー選考の意図を挙げた。
22名には、FCドルトレヒト(オランダ)所属のDFファン ウェルメスケルケン 際が選出された。以前より、その存在はエントリーの中には入っていたという。「(ケガ人が出たことで)映像を集めた。そこで興味がわき、ポルトガル遠征ということで招集のチャンスだった」と手倉森監督は語った。矢島慎也(ファジアーノ岡山)に関しては「(能力は)じゅうぶんに分かっている」ということで、手倉森監督自ら本人と電話で話し、今回の遠征には選出しない旨を伝えているそうだ。
ポルトガル遠征は、3月21日(月)から30日(水)まで行われる。(有賀久子)
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