後半の修正力が光る 3−1 浦和勝利
キックオフ直後から試合巧者にゲームをコントロールし、立て続けに2点奪うもその後の好機を外した浦和レッズ。前半終了間際に1点を返されて、後味の悪いハーフタイムだった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、選手たちへ「受け身になるな」と伝え、後半のピッチへ送り出した。
その言葉を受けて、気持ちを切り替え、仕切り直し。再び、浦和は丁寧に攻めていく。51分、裏に抜けた興梠慎三がペナルティエリア内に進入。たまらず、柏GK菅野孝憲が止めて、主審の判定はPKに。菅野には警告が出された。菅野は前半に受けた警告に続く処分となり、退場へ。
柏のネルシーニョ監督は、すぐに交代の準備に入る。FWドゥドゥを下げ、GK桐畑和繁を投入。ゲーム再開となった54分、PKのキッカーを興梠自身が務めた。興梠はしっかりと右に決め、リードを3−1へ広げた。
浦和は数的優位に立つも、姿勢は変えず、後方でしっかりとボールをつないでから、相手のマークがズレたタイミングでスピードアップ。徹底されていた。守備の場面でも全員で体を張り、リードを守った。
71分、ベンチが動き、李忠成を下げて、梅崎司を投入。梅崎は、左のシャドーに位置した。75分には鈴木啓太を下げて、青木拓矢が投入された。78分、興梠が右からふわりと浮かせたボールを入れ、中央で梅崎が頭で合わせるも、GK桐畑の好セーブにあい、ゴールを割れず。
83分、右ペナルティエリア付近でファウルが起こり、主審は柏MFエドゥアルドに警告。菅野に続き、エドゥアルドも前半に1枚の警告を受けていたため、退場となった。85分、FKのチャンスは柏木が直接狙うも枠をとらえることができなかった。85分、ミシャ監督は柏木を下げて、山田直輝を投入した。
浦和は最後まで攻撃の手を休めず、89分には、キャプテン阿部勇樹にもシュートチャンスがあったが、これも枠をとらえることができなかった。しかし、浦和は3−1で勝利。大宮戦からの3連勝とし、勝点を50に乗せて、首位をキープした。
※「ハーフタイムダイジェスト」「試合ダイジェスト」は現地取材中の番記者からの速報記事を掲載したものです。得点者などの記録は変更される場合がございますので、「試合詳細」などをご確認ください。
※番記者による試合レビュー「今日のポイント」は、監督・選手への取材終了後に掲載されます。掲載は試合終了から3時間後となります。(取材・通信環境の都合などにより、多少の変動あり)

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