2点先行も続く好機を逃す、2−1 浦和リード
今季の浦和レッズに残された優勝争いはリーグ戦のみ。大宮アルディージャ戦、清水エスパルス戦と続く連勝をひとつでも伸ばしたいところ。秋の風を感じ始めたホーム埼玉スタジアム2○○2で、9月20日(土)19時4分、現在8位の柏レイソルとの一戦が始まった。
浦和の先発メンバーは前節の清水戦と変わらず。浦和は序盤から緩急が効いたパスで、左右、中央とボールを散らし、攻撃を組み立てた。特にサイド攻撃が活きて、シンプルな攻撃が次々に展開された。一方の柏も、前線の3枚が執拗に浦和の最終ラインにぴったりと付き、マイボールにすると、すぐに圧力をかけてきた。
それでも浦和は焦れなかった。迎えた21分、右の平川忠亮があげたクロスボールに、中央で那須大亮が頭で合わせ、浦和が先制。那須にとって、柏は古巣。守備に余裕を与える、貴重なゴールが決まった。
続く28分には、1トップの興梠慎三がボールをおさめ、李忠成がフォロー。後方から走り込む柏木陽介に李はヒールパスで預けると、柏木は混戦の中、巧みに相手DFをかわし、最後は左足でシュート。チームにとって大事な追加点が、重要な時間帯にもたらされた。
ただ、前半の反省点はここから。以降も浦和に決定機が2度訪れたが、いずれも李がシュートを外し、逃してしまう。前半だけで試合を決めることが出来るくらいの戦いぶりだったが、スコアは2−0のまま。すると前半の終盤は、柏も浦和が後方でパスをまわしている間は前に出てくることを止め、カウンター攻撃に徹した。そして44分、柏は右からの攻撃で1点を返した。
前半を終えてみれば、2−1と僅差。勝負は、後半に持ち越しとなった。
※「ハーフタイムダイジェスト」「試合ダイジェスト」は現地取材中の番記者からの速報記事を掲載したものです。得点者などの記録は変更される場合がございますので、「試合詳細」などをご確認ください。
※番記者による試合レビュー「今日のポイント」は、監督・選手への取材終了後に掲載されます。掲載は試合終了から3時間後となります。(取材・通信環境の都合などにより、多少の変動あり)

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