(有賀久子)
[特別取材]森脇良太が感じるクラブスタッフの努力
森脇良太の引退セレモニー。終始、涙声の森脇だったが、中でも、グッとこみ上げるものがあった場面が、クラブスタッフに対する言葉。「きょう、たくさん企画をしてくれ、試合を盛り上げてくれたクラブスタッフの皆さん。本当にいつも支えて頂き、ありがとうございます」と涙をこらえながら御礼を伝えた。
試合後、森脇は「浦和レッズやサンフレッチェ広島で経験していますけど、クラブ規模が大きくなると、それだけスタッフを抱えて、たくさんの努力を重ねて、
チームを強くしているところがあると思うんですけど。愛媛FCの、この小さなクラブで、スタッフが少ない中でも、選手を少しでもサポートしようと、チームが少しでも強くなろうと、たくさんの努力をしてきているのを、僕も見てきているので、そういうスタッフの方たちのことを思うと、ピッチで、自分は表現しなくちゃいけないなと思いましたし、感謝の気持ちでいっぱいだな、と思いました。それに応えたいという思いで、この3年間も過ごしていました。やっぱり、その努力というのは、選手も感じながら、ピッチに立たなくちゃいけないという風に思っているので、それをいる選手にも伝えたかったというのはあります」と話した。
周りの動きをしっかりと見ることができるのが森脇良太である。浦和レッズ時代には、時に猪突猛進になりすぎることもあったが、繊細であり、自己を知って努力できる選手であった。それだけに盛り上げ役にもなれるし、厳しいコメントにも誠意を持って向き合っていた。
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