(有賀久子)



一瞬のスキを見せるな ポイントは攻守の切り替え

天皇杯ラウンド16[4回戦]から中2日で迎えるJ1リーグ第25節・横浜FC戦。18時キックオフ、ニッパツ三ツ沢球技場で行われる。

モンテディオ山形戦を90分ゲームで終えたのは評価ポイントだが、大雨の中、特に前半序盤は水溜まりが出来る走りにくい状態で、足に疲労がたまっているのではないか。試合間隔があいている横浜FCと、連戦の浦和レッズ。浦和は、先発メンバーの顔ぶれを変えて備えるだろうが、試合勘の部分で上回りたい。

横浜FC戦では、相手の守備の構えを前に、何度も攻撃をやり直してゴールに迫ることになるはず。我慢しながら、セカンドボールを拾って攻め続けると共に、ミスでボールを奪われることは避けたい。

6月1日(日)にホーム埼スタで対戦した時、浦和が終始攻め続けていたが、1本のパスでひっくり返され、ピンチを迎える場面が多かった。前半終了間際の43分、ルキアンの一発にやられた場面もそうだ。この失点場面は、GK西川周作のロングボールを前線でおさめられず、そこから横浜FCに組み立てられ、浦和は一度もボールを触ることが出来ないまま、得点を許した。

西川のロングボールは、その1本で相手陣内に侵入出来る浦和のストロングポイントだ。だが、呼応しないと容易に相手にボールを渡すことになる。あすのJ1リーグから、新しい競技規則が適用される。疲労がたまっている今だからこそ、トランジションの意識を高めていきたい。

横浜FC戦のみどころも『トランジション』としたい。単に攻守の切り替えのみならず、FKとスローインという、相手の意表をつくことが出来る場面では、攻守どちらの立場だとしても集中したい。
あすは、小森飛絢を先発のセンターフォワードとしての起用を求む。メディカルを含めたメンバー編成はあるだろうが、やはり、結果を残している選手を起用し続けない理由はない。そして、1枠目の交代の決断は早めたい。交代選手を迎えるフィールド内の選手が疲れきっていないうちに……。

[予想スタメン]
GK西川
DF石原、ダニーロ、マリウス、荻原
MF安居、ク?スタフソン、金子、大久保、松尾
FW小森

・・・・・・
会員登録はこちら" />

back

試合レポート|J1第26節・横浜FC戦=見どころ|レッズプレス!!

top
J1第26節・横浜FC戦=見どころ

(有賀久子)



一瞬のスキを見せるな ポイントは攻守の切り替え

天皇杯ラウンド16[4回戦]から中2日で迎えるJ1リーグ第25節・横浜FC戦。18時キックオフ、ニッパツ三ツ沢球技場で行われる。

モンテディオ山形戦を90分ゲームで終えたのは評価ポイントだが、大雨の中、特に前半序盤は水溜まりが出来る走りにくい状態で、足に疲労がたまっているのではないか。試合間隔があいている横浜FCと、連戦の浦和レッズ。浦和は、先発メンバーの顔ぶれを変えて備えるだろうが、試合勘の部分で上回りたい。

横浜FC戦では、相手の守備の構えを前に、何度も攻撃をやり直してゴールに迫ることになるはず。我慢しながら、セカンドボールを拾って攻め続けると共に、ミスでボールを奪われることは避けたい。

6月1日(日)にホーム埼スタで対戦した時、浦和が終始攻め続けていたが、1本のパスでひっくり返され、ピンチを迎える場面が多かった。前半終了間際の43分、ルキアンの一発にやられた場面もそうだ。この失点場面は、GK西川周作のロングボールを前線でおさめられず、そこから横浜FCに組み立てられ、浦和は一度もボールを触ることが出来ないまま、得点を許した。

西川のロングボールは、その1本で相手陣内に侵入出来る浦和のストロングポイントだ。だが、呼応しないと容易に相手にボールを渡すことになる。あすのJ1リーグから、新しい競技規則が適用される。疲労がたまっている今だからこそ、トランジションの意識を高めていきたい。

横浜FC戦のみどころも『トランジション』としたい。単に攻守の切り替えのみならず、FKとスローインという、相手の意表をつくことが出来る場面では、攻守どちらの立場だとしても集中したい。
あすは、小森飛絢を先発のセンターフォワードとしての起用を求む。メディカルを含めたメンバー編成はあるだろうが、やはり、結果を残している選手を起用し続けない理由はない。そして、1枠目の交代の決断は早めたい。交代選手を迎えるフィールド内の選手が疲れきっていないうちに……。

[予想スタメン]
GK西川
DF石原、ダニーロ、マリウス、荻原
MF安居、ク?スタフソン、金子、大久保、松尾
FW小森

・・・・・・


ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。


(c)REDS PRESS