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REDSニュース|[女子]猶本光、渡独!笑顔の出発セレモニー|レッズプレス!!

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[女子]猶本光、渡独!笑顔の出発セレモニー



7月15日(日)、なでしこジャパンで、この夏に浦和レッズレディースからドイツ1部リーグのSCフライブルクに完全移籍したMF猶本光が渡独した。猶本は日本航空(JAL)とサポート契約を結んでいることから、出発前の空港でJAL主催による「出発セレモニー」が華々しく行われた。

JALからは記念品として、タテゴトアザラシをモチーフにしたキャラクター「しろたん」のJALオリジナルぬいぐるみが贈呈された。集まった報道陣のカメラマンからの声に応え、「しろたん」を頭に乗せるなど、猶本は茶目っ気ある表情を見せて、最後まで笑顔で臨んでいた。


空港には「姐さん」と呼んで慕う安藤梢の姿も。あくまでも友人の1人としての見送りで「猶本を取材してあげて下さい」と猶本の家族と行動したが、自身もドイツでプレーした。移籍のため、初めて渡独した日を思い出し、安藤は「懐かしい」とつぶやいた。

《猶本光》
きょうは(セレモニーに)お集まり頂き、ありがとうございます。このような素晴らしいセレモニーを出発前に開催して頂き、JALさんにはすごく大変お世話になっているのでありがとうございます。また新しいチャレンジになるので、どんなことも前向きにトライしていけたら良いなと思います。応援よろしくお願いします。

Q:出発の日を迎え、今までと違う気持ちなのか
A:今までは実感がなかったが、このような素晴らしいセレモニーも実施して頂いて、これから「あ、出発なのか」と実感がわいてきました。

Q:北川ひかる選手をはじめ、数多くの選手から移籍にあたって言葉が寄せられていたが、何か言葉をかけるとしたら。
A:(みんなから)ムービーを作ってくれました。とても感動したのですが、みんなには感謝しかないですし、別のチームでプレーすることになりますが、またお互いに成長して会おうという風に約束してきました。

Q:改めて、ワールドカップのフランス大会、オリンピックとつながる中で、この移籍はどのような思いでふみきったのか。
A:ドイツに移籍することで、日頃からヨーロッパの選手たちとトレーニングや試合ができます。それは国際試合を戦う上でメリットになると思っています。

Q:楽しみなことは?
A:練習するのが楽しみ。向こうに行って、練習の中から新しい環境や感覚でやれるのはとても楽しみです。

Q:逆に不安なことは?
A:生活面が不安です。お肉の買い方が不安です(笑)

Q:日本女子サッカー界の中でどのような存在になりたいか。
A:なでしこジャパンが再び世界一になるためには、日本の女子サッカー選手1人1人が成長し、日本を強くさせるしかないと思いますが、その一員になれるように、自分自身はしっかりとドイツで成長していきたいと思います。

Q:なでしこジャパンにも選出されました。ドイツへ渡り、落ち着く間もなくすぐに活動が始まりますが、なでしこジャパンでの活動についてどのような意気込みか?
A:今回のアメリカ遠征は強豪国と戦える良いチャンスなので、試合に出るチャンスをつかめるように、試合に出たら良いプレーをできるようにしっかりと準備したいです。

Q:ワールドカップのロシア大会の盛り上がりを見て感じたところは?
A:日本代表の活躍を見て、日頃、サッカーを観ていない方やサッカーを知らない方でも日本代表の活躍を応援していたと思います。それでとても勇気をもらったので、なでしこジャパンもそういうチームになれるようにできたら良いなと思います。

Q:選手として感銘受けた選手は?
A:日本では柴崎岳選手で、ワールドカップで素晴らしいプレーを披露し、チームの中心としてゲームをコントロールしていたと思います。私も同じポジションなので、とても勉強になりました。外国の選手で言うと、フランス代表の10番・エムバペ選手。規格外というか、とてもすごい選手。19歳なのに、あれだけできてすごいなとビックリしています。

Q:JALからのサポートを受けるメリットは?
A:素晴らしいサポートをして頂いています。JALさんだったら、飛行機移動など、自分のコンディションに関わってくるので、とてもありがたいです。








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