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REDSニュース|なでしこジャパン、準優勝 後半に2失点。「決め切れるかが課題」(菅澤優衣香)|レッズプレス!!

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なでしこジャパン、準優勝 後半に2失点。「決め切れるかが課題」(菅澤優衣香)

12月15日(金)、「EAFF E−1サッカー選手権2017 決勝大会(女子)」は最終戦を迎え、なでしこジャパン(日本女子代表)は、得失点差で首位に立つ朝鮮民主主義人民共和国女子代表と対戦した。2勝同士の対戦であり、優勝するためには、勝利あるのみ。

ゴールを奪うため、シュートを狙う姿勢を見せようと挑むも、3試合連続先発出場のGK池田咲紀子は「開始10分、15分くらいで、他の2カ国とのレベルの違いを感じた」と振り返る。フィジカル、組織的なサッカー……あらゆる面でなでしこジャパンを上回り、後手にまわるばかり。

我慢に我慢を重ね、0−0で迎えた65分、ペナルティエリア外からシュートを放たれる。これがGK池田の手から離れるようにカーブがかかり、ゴールネットを揺らした。その後も、なでしこジャパンはリズムを作ることができず、82分、再び失点。2−0とリードを広げられた。

ここでベンチが動き、浦和レッズレディースから選出したFW菅澤優衣香を投入。菅澤はしっかりとボールをおさめながら、シュートを狙うが、1撃を与えることはできなかった。FW菅澤は「与えられた時間の中でも数少ないが、チャンスはあった。そこで決め切れるかは今の自分の課題」と話し、決定力は「自分自身も、なでしこジャパンとしても課題」と挙げた。

試合は0−2で敗戦となり、なでしこジャパンは2位に終わった。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「今ここで(世界に)食らいついていかなければ」と語り、「差を認めた上で進まなければ」と奮起を促した。

今大会には、浦和レッズレディースから、GK池田咲紀子、GK松本真未子、DF北川ひかる、MF猶本光、FW菅澤優衣香が選出され、また浦和レッズレディースOGとして、現在AC長野パルセイロ・レディースでプレーするDF坂本理保も選出されていた。

 「EAFF E−1サッカー選手権2017 決勝大会(女子)」は、朝鮮民主主義人民共和国女子代表の3連覇で幕を閉じた。



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