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横断幕解禁、今後も話し合いを継続

「横断幕事件」から1年。きょう3月14日(土)から、許可申請制による横断幕が解禁となった。クラブによると、申請締め切り日までの申請件数は135件。審査を経て、掲出の許可された横断幕は109。実際、きょうのモンテディオ山形戦では68の横断幕が掲出された。

申請された135件うち、許可された横断幕は109件。全てが許可されたわけではなかった。その差は何か。浦和レッズ・淵田敬三代表は「Jリーグに基づく公序良俗に対する理解を着実に進めなければならない」としている。具体的にはどういうものか。クラブスタッフの話では、「人によっては暴力的な印象を受ける」という理由から、ナイフが描かれた横断幕などには、許可が下りなかったようだ。

記者席から見る限り、選手名が書かれた横断幕が多かったと感じたのは、そのためだろう。一方、掲出場所については、エリアごとのサポーター同士の話し合いなど、自主性に委ねている。また、淵田代表は、スタジアムの風景の部であるゲートフラッグ、大旗の解禁について「次の段階」とした。そして、「サポーターとコミュニケーションを取りながら、1つ1つ、やって行きたい」と会話を継続しながら、解禁を目指して行くと語った。

全面解禁に向け、まずは「第一歩」となったが、公序良俗の基準は不明瞭に感じた。クラブの努力はじゅうぶん理解していているが、どうも腑に落ちない。時間を掛け、話し合いを尽くしながら、窮屈なムード漂うスタジアムからの「解放」を願いたい。

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