250試合出場の興梠が自ら祝砲 1−0で浦和リード
カラッとした空気が包みこみ、よく晴れ渡った青空の下、午後2時31分にデンカビッグスワンスタジアムでキックオフの笛は鳴った。戦前の予想通りアルビレックス新潟の布陣は、浦和レッズに合わせてくるように3バックのフォーメーション。オールコートマンツーマンの形になり、ピッチ上には10組のカップルができていた。
開始3分、興梠慎三の飛び出しはオフサイドとなったがゴールにせまる迫力は伝わってきた。その後、浦和自陣で二度続いた新潟のFKもDF陣がクリアしピンチには至らない。前半9分、興梠が飛び出すが、相手GKにキャッチされてしまう。
前半15分にペナルティーエリアでボールがこぼれピンチとなったがGK西川周作が無難にセーブを見せる。浦和はボールを縦に速く動かし、前線にくさびを当てるが、その後、ボールを拾えず苦労する。同19分には相手のワンツーから指宿洋史がペナルティーエリア内に入り込むんだが、西川が勇気を持って前にでてこれをキャッチ。一進一退の攻防は続いた。
しかし、運動量で相手をかわすと前半21分に阿部勇樹の長いボールを関根貴大がダイレクトで中央に入れ、興梠が自らのリーグ250試合出場を祝うかのように、強烈なシュートを新潟ゴールに突き刺した。勢いづいた浦和は、優勢に試合に進める中盤に興梠が落ちてくると手薄くなったサイドの深くに侵入した関根にパスを通し、幅を使った攻撃で新潟に揺さぶりをかけていた。
前半39分には、梅崎司がドリブルで左サイドから持ち込みシュートをするも相手に当たり、CKとなるなど、ここまでチャンスの数では新潟を上回っていた。同41分には浦和自陣でこぼれたボールを松原健にミドルシュートを打たれるが西川が、しっかりとはじき、ことなきを得た。その後もピンチは訪れ前半43分には山本康裕のパスに反応したレオシルバが前線に飛び出すと、強烈なシュートを放つが、これはバーの上を越していった。
浦和の攻撃は悪くない。試合を楽に進めていくためにも後半の早い時間での追加点が求められる。
※「ハーフタイムダイジェスト」「試合ダイジェスト」は現地取材中の番記者からの速報記事を掲載したものです。得点者などの記録は変更される場合がございますので、「試合詳細」などをご確認ください。
※番記者による試合レビュー「今日のポイント」は、監督・選手への取材終了後に掲載されます。掲載は試合終了から3時間後となります。(取材・通信環境の都合などにより、多少の変動あり)

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