好機逃さず「さいたまダービー」を制す 4−0 浦和完封勝利
前半開始から試合の主導権を握りながらも、得点には結び付かず、耐えに耐えて好機を待った浦和レッズは33分に梅崎司が、36分に興梠慎三が確実に射止め、2−0で後半を迎えた。ハーフタイムに大宮アルディージャの大熊清監督はMF渡邉大剛を下げ、MF泉澤仁を投入。浦和に交代はなし。
浦和は早々に大宮ゴールに襲いかかる。49分、左CKを得ると、キッカーは柏木陽介。そのボールに頭で合わせたのは、森脇良太。貴重な3点目が浦和にもたらされ、スタンドの盛り上がりも急上昇。何度もガッツポーズを見せる森脇に、すかさず槙野智章が落ち着けのジェスチャー。3−0、浦和がほぼ試合を決めた。
55分、大宮はMF金澤慎を下げ、MFカルリーニョスを投入。大宮は、カルリーニョス投入直後から徐々にリズムをつかむ。57分、59分(FK)と立て続けにシュートを放ってきたが、西川周作を中心にDF陣が体を張って守った。その直後だった。
60分、興梠がドリブルでゴール前に迫り、卓越したボディーバランスからキープするも体勢が崩れると、機転を利かし、中央へパス。ここに宇賀神友弥がつめ、シュートを枠に飛ばした。浦和、4−0。前節に続き、4得点を決めることができた。
63分、ベンチが動く。豊富な運動量で動いていた梅崎をベンチへ下げ、李忠成が投入された。73分にはキープ力、そして得点力を見せた興梠を下げ、マルシオリシャルデスを投入。今後の優勝争いや、得失点差での勝負を考えても、さらに大量得点を挙げたい浦和。前線を落ち着かせる意味でもマルシオ投入の役割は大きい。
「さいたまダービー」に集まったサポーターの数は42308人。アディショナルタイムは4分。48分には西川からのライナーのボールが直接前線のマルシオへ入り、ゴールへ攻めるも得点ならず。浦和は8月最後の試合を、ホームで4−0の完封勝利で終え、首位をキープした。
※「ハーフタイムダイジェスト」「試合ダイジェスト」は現地取材中の番記者からの速報記事を掲載したものです。得点者などの記録は変更される場合がございますので、「試合詳細」などをご確認ください。
※番記者による試合レビュー「今日のポイント」は、監督・選手への取材終了後に掲載されます。掲載は試合終了から3時間後となります。(取材・通信環境の都合などにより、多少の変動あり)

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