那須、執念の同点弾!
1−0で後半を迎える形となり、第5節と同じ展開でJ1第18節のヴィッセル神戸戦は進んで行く。
51分、長いボールが前線へ入り、興梠慎三がボールをキープ。左の梅崎司へパス。狙いを定めてシュートに持ち込むも芯に当たらず、GK正面。
52分、ゴール正面でファウルを受け、スタンドからは柏木陽介のチャントが響く。
54分、ボールをセットした柏木がキッカーとなり、直接ゴールマウスを狙うが、わずかに左にそれて、追加点ならず。柏木は56分にも飛び出してシュートに絡むが合わなかった。
62分、神戸右CK。中央でDF河本裕之に頭で合わされ、同点に持ち込まれた。
63分、浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が動く。鈴木啓太を下げ、青木拓矢を投入。
64分には、神戸の安達亮監督が2人立て続けに投入。シンプリシオがピッチに立った。
65分、浦和は2人目の交代に。平川忠亮を下げ、関根貴大を投入。関根は67分に力強いドリブルで神戸ゴールに迫るが、シュートを打てず。柏木がキープし、青木のミドルシュートが生まれるも枠を大きく外す。
浦和は次の1点を狙いに行くが、69分、浦和はライン際に押し込まれると、神戸MF高橋峻希にゴールを奪われ、1−2と逆転を許す。肩を落とす守備陣。西川周作はすぐにボールを拾い、走って中央へとボールを戻した。味方に「立ち上がれ」と言わんばかりのジェスチャーを見せながら。
前がかりとなり、まずは同点を狙いに行くが、カウンター攻撃を受けることが多くなる。シュートミスに助けられた。
76分、浦和は最後の交代へ。森脇良太を下げ、李忠成を投入。
82分、最終ライン青木から、右に位置した関根へパス。快足を生かしてCKを得るも、CKはゴール前でファウルがあり、チャンスならず。
85分、西川が手をたたき、味方を鼓舞する。前線に2枚のターゲットが出来たことで、その1人の興梠が中盤へボールをもらう動きを見せる。
アディショナルタイムは4分。混戦から興梠がシュートを放つも、枠外へ。
迎えた93分、柏木が前線へパス。ニアでつぶれた奥にいたのは那須大亮。頭で合わせ、執念の同点弾を決めた。渾身のガッツボーズで会場を盛り上げる。
浦和は2−2とし、今季4度目の引き分けとなった。
※「ハーフタイムダイジェスト」「試合ダイジェスト」は現地取材中の番記者からの速報記事を掲載したものです。得点者などの記録は変更される場合がございますので、「試合詳細」などをご確認ください。
※番記者による試合レビュー「今日のポイント」は、監督・選手への取材終了後に掲載されます。掲載は試合終了から3時間後となります。(取材・通信環境の都合などにより、多少の変動あり)

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