(有賀久子)

藤原優大、アルビレックス新潟へ完全移籍
浦和レッズは12月28日(日)、藤原優大がアルビレックス新潟へ完全移籍することを発表した。
今年9月、育成型期限付き移籍先の大分トリニータから、両クラブ・選手合意のもと、期限付き移籍契約を解除して復帰させたが、出場は1試合のみだった。
藤原は、クラブを通じて、こう話した。
「浦和レッズに関わる全てのみなさま、5年間お世話になりました。
この移籍を決断した理由は複数ありますが、自分に圧倒的な実力があればこの移籍を選択することはありませんでした。もっとこのチームで価値を示したかったです。
そしてこのタイミングでの移籍は大分トリニータにも申し訳なく思います。
ただ、浦和レッズに所属していた5年間がなければ、今ごろ自分はサッカーを続けられていないと思います。
レンタル先で苦しい状況でもサッカーを続けてこられたのは、5年間ブレずに『浦和でプレーしたい』という気持ちがあったからでした。浦和レッズが自分に唯一、サッカーをし続ける理由をくれました。
9月に復帰してから、想像していた以上に多くの方が自分のデビュー当時のユニフォームを持ってくださっていることを知り、うれしく感じる反面、ピッチに立てないことが歯痒くて仕方ありませんでした。
もし、また浦和でプレーする機会があったときには、またたくさんの人に自分のユニフォームを買ってもらえるよう、選手として成長していきたいです。
5年間、ありがとうございました」
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