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[ユース]2発!東京ヴェルディユースに2対1逆転勝利!

(有賀久子)



[ユース]2発!東京ヴェルディユースに2対1逆転勝利!

11月23日(祝・日)、阿部勇樹監督が指揮を執る浦和レッズユースは、ウ?ェルテ?ィク?ラウント?で『高円宮杯 JFA U-18サッカーフ?レミアリーク?2025』のEAST第19節・東京ヴェルディユース戦[14時キックオフ]に臨んだ。

今節を含めて、残り4試合。現在、フ?リンスリーク?降格圏の11位に位置するレッズユース。勝ち点3差で10位の昌平高校は、11時キックオフの青森山田高校戦で1対0のクリーンシート勝ちをおさめ、勝ち点を21に伸ばした。

選手たちは、この昌平高の情報を入れた上で、14時のキックオフを迎えていた。

前半、東京Vユースの出足におされ、攻守に噛み合わなかった。

東京Vユースは、浦和陣内に入ると、右から左へと大きな展開を繰り返し、突破を図ってきた。「入れ替わるな」。レッズユースは球ぎわの守備時に声を掛け合いながら耐えていたが、前半終了間際の45分、得点を許した。東京Vユースが前半に狙い続けた左からの攻撃で突破され、ゴール前でのクリアも小さく、こぼれ球を決められてしまった。

後半はもう、相手ゴールに矢印を向けるしかない。

阿部監督はハーフタイムで、2選手同時交代。前半で警告を受けていた白井桜介と山根且稔に代えて、深田京吾と吉田真信が入り、推進力を上げた。この交代が功を奏し、ボールを奪われても、すぐに高い位置で奪い返し、攻撃をたたみかけることが出来た。

それでも、この試合に勝たなければならない。次の1点が遠い。前線に立つ中村虎太郎はもどかしい表情を浮かべながら、ワンチャンスを待った。

66分、東京VユースのCKの好機を防いだ後、自陣からゲームキャプテンを務めた和田直哉がボールを持ち運び、左の田中一信、へ送る。一信、はダイレクトでゴール前にクロスを入れる。このラストパスに頭で合わせたのは、虎太郎だった。追いついた。

互いに好機を作りながら、試合はアディショナルタイムへ。

90+3分、チームキャプテンで、U-18日本代表の活動から帰ってきたばかりの深田が相手にプレッシャーをかけてボールを奪うと、木下侑也とのワンツーで前を向き、運んで、前線の虎太郎へ。虎太郎は、66分から途中出場の高橋温郎を背後に感じて、ボールを託す。高橋のシュートはGKに防がれたが、こぼれ球をしっかりと待っていたのは、虎太郎だった。シュートを決めて、逆転に成功。虎太郎、今シーズン10得点目となった。



この土壇場でリードした1点を守るために全員集中。ベンチは交代枠を使い、野口直を投入し、笛を待った。



最後、最終ラインから大きくクリアして、2対1、逆転勝利で試合終了。勝ち点を18に伸ばし、再び昌平高との勝ち点差を3とした。次節はホームに帰る。29日(土)、埼玉スタジアム2〇〇2・第4グラウンドで13時から市立船橋高校との対戦となる。




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