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REDSニュース|継続に期待!URAWA KOMABA 夏の530(ごみゼロ)運動|レッズプレス!!

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継続に期待!URAWA KOMABA 夏の530(ごみゼロ)運動

(有賀久子)

継続に期待!URAWA KOMABA 夏の530(ごみゼロ)運動


7月6日(土)、荒天でキックオフが30分遅れとなったが、J1リーグ第22節・湘南ベルマーレ戦が浦和駒場スタジアムで行われた。浦和レッズは試合前、さいたま市と浦和区役所、さらに街の飲食店や商店と連係し、『URAWA KOMABA 夏の530(ごみゼロ)運動』(参加費無料)を実施した。

開場の1時間前、14時30分から受付が始まると、早速、サポーターが続々と手続きを進めた。参加者は、“可燃”ゴミを入れる赤い袋と、“不燃・資源”ごみを入れる半透明の袋を受け取り、さいたま市/資源循環政策課からトングの貸し出しを受け、3つに分かれる担当エリアに向かった。

浦和駒場スタジアムを出発点とし、エリア1は[駒場2丁目や瀬ヶ崎1〜5丁目]、エリア2は[駒場1丁目や本太4、5丁目、太田窪1丁目]、エリア3は[原山1〜3丁目、道祖土1、3、4丁目]と区分された。

レッズプレス!!では、横浜から来場の親子に密着。エリア3の担当になった。お父さんと、お子さんは小学4年生の10歳の女の子。「(渡邊)凌磨とトモ(大久保智明)」のサポーターだという。

娘さんが赤い袋を、お父さんが半透明の袋を手にし、出発。「浦和はキレイ」というのが2人の第一印象だが、大きな道路沿いのためか、バス停付近には、細かいごみの代表格、吸い殻を発見。そのほか、菓子袋など、次々に袋の中に入れられた。

530(ごみゼロ)運動の間にお話を伺うと、親子は、昨シーズンの駒場で行われた一戦を観戦したそうだが、当然ながら、到着後すぐにスタジアムの中に入ったという。「こうして周辺を歩いたことはなかった」とお父さん。

娘さんが「すごい!」と言って見つめる先にあったのは、クラブのファミリーパートナー・株式会社つばめタクシーの事務所。風に揺れる、浦和レッズのL旗が、たくさん掲げられている場所だ。また、「あの外壁は……」とお父さんが言って指をさしたほうにあったのは、駒場スタジアム。2人は、駒場の裏側にまわっていることに気が付く。

浦和の街をキレイにしながら、浦和散策も出来て、2人は、受付に戻るまでの道のりも、いつもとは違う道を歩いてみようと終始、楽しそうにイベントに参加していた。そして、同じ赤い袋とトングを持った、行き交うサポーターとは「こんにちは」と挨拶をしながら、30分ほどの時間は、あっという間に過ぎていった。親子は受付に戻り、拾ったごみをステーションに預けて、参加特典やREXポイント付与、協力店の特典クーポンを贈呈されて、イベント終了となった。

今回、参加特典として、清掃グッズ(ミニトング、またはさいたま市PRキャラクターつなが竜ヌゥが描かれた携帯ごみ袋)、15ヶ所の街の飲食店や商店の協力によるクーポンが発行された。このクーポンは、試合当日6日(土)から14日(日)までの期間中、店舗ごとに設定されたサービスを受けられるというもの(基本的にクーポンは1会計につき、1枚のみ利用可)。特典を利用すると、イベント限定のステッカーをもらえるという流れである。

聞けば、このイベント実施にあたり、駒場開催のお知らせを含め、近隣住民にはポスティングを行なったという。実際にチラシを見て参加する方もいて、クラブのホームタウン担当のスタッフは、“ファン・サポーターのみなさんや地域の方々と一緒に、浦和駒場スタジアム周辺のごみ拾い”が実現し、嬉しそうだった。

1点、残念だったのは、この日は15時過ぎに荒天し、受付が途中で中止になったこと。この1回に限らず、今後ともさいたま市が推し進める清掃活動と連携しながら、継続して頂きたい。















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