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REDSニュース|戸苅淳フットボール本部長、「昨年来、キャリアプランに関する相談を受けていた」|レッズプレス!!

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戸苅淳フットボール本部長、「昨年来、キャリアプランに関する相談を受けていた」

(有賀久子)


戸苅淳フットボール本部長、「昨年来、キャリアプランに関する相談を受けていた」

きのう15日(月)17時、クラブは、西野努テクニカルダイレクター退任と堀之内聖スポーツダイレクター(以下、SD)の就任を発表。あわせて、田口誠代表が『フットボール本部の体制変更について』と公式ホームページ内で説明した。

きょう16日(火)は、大原サッカー場では午前10時30分前からグラウンドでの午前練習が始まり、メディア向けに公開された。その後、メディアルームにて、戸苅淳フットボール本部長と堀之内SDの取材が行われた。

《戸苅淳フットボール本部長》
戸苅)スポーツダイレクターに堀之内くんが就任するということと、西野さんがテクニカルタ?イレクターの職を退任するということ、このことにつきましての経緯とクラブの考え方を、少しお話しさせて頂ければという風に思っています。

まず、昨年来、西野さんからは、キャリアプランに関する相談を受けていました。今、現在、他のクラブに行くということが決まったという話は、クラブとしては報告を受けておりません。一方で、いつかクラブを離れるということは想定せざるを得ないという風に思っていました。

後任については、堀之内さんが適任者であるとすぐに考えていました。堀之内さんは浦和で生まれ、浦和で育ち、浦和レッズで10年間プレーし、その後、社員としても多方面で活躍して頂きました。
フットボール本部体制となっても、土田さん、西野さんとも、ずっと一緒に仕事をして頂いています。強化の仕事も7年目であり、その素養が十分にあるということで、クラブとしても、そういった人材を育て、準備をしてきました。

そして何より、堀之内さんには、浦和レッズを強くしたい、という野心をもっています。今回、堀之内さんは、社員からプロ契約、契約スタッフに移行したいという申し出がありました。そういったことも、情熱と覚悟をもって、浦和レッズのために仕事をしてくれる人だという風に思っています。

また、フットボール本部の組織自体も、コンセプトの言語化や数値化、主観や客観による分析の併用など、組織としての成長も出来ているという風に思っています。まだまだ、課題も、もちろん、十分あります。

大事なことは、人が代わっても、方針が変わるのではなく、クラブ主導で、コンセプトを継続し、積み上げていくことが大事だという風に考えています。

この度、西野さんから、退任の意向を受けました。これまで浦和レッズのために100%の力を注いできてくれたことに対する敬意を表すると共に、クラブとしても、十分準備が出来ているという風に考え、この組織変更にいたりました。

このタイミングについては、いろいろなご意見があることも十分承知しております。一方で、シーズン終盤、シーズンはじめ、シーズン中、どこをとってもベストなタイミングというのは、なかなかないことではないかという風にも思っております。西野さん、堀之内さん、両名とも話し合いを重ねて、メリット、デメリットも考えた上に、このタイミングでの組織変更となりました。

経緯と考え方については以上でございます。











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