(佐藤亮太)
Jリーグは2023JリーグYBCルヴァンカップニューヒーロー賞が発表され、浦和レッズからは早川隼平が選ばれた。
今回の受賞をうけ、さいたま市にあるクラブハウスで会見が開かれた。
「(受賞の)可能性はあるかなと思ったが言われたときはびっくりした」
「(ことし1月、2月の時点では)思ってもいなかった。想像もしていなかった」
こう話すのも無理はない。
早川はことし2月、浦和レッズユースから2種登録され、4月5日ルヴァンカップグループステージ第3節・川崎フロンターレ戦でプロデビューを果たすと、同月19日同大会第4節・湘南ベルマーレ戦でプロ初先発、初ゴールを決めた。
また8月にプロ契約を果たし、準決勝の横浜F・マリノス戦ではPKを獲得するなど、決勝進出に大きく貢献した。
10月30日現在、ルヴァンカップで7試合・360分に出場し1得点。
リーグでは11試合に出場と徐々にチームの中心へと近づこうとしている。
今回のニューヒーロー賞で浦和からの選出は2002年坪井慶介、03年田中達也、04年長谷部誠、11年原口元気、21年鈴木彩艶と6人目となった。
いずれの選手もサポーターに愛され、そして代表経験者ばかり。
これに早川は「ニューヒーロー賞を受賞した選手はいずれも羽ばたいているので、より一層、責任を感じる。そうした選手はお手本であり、見習うべき選手。そうした選手に追いつけるようにしたい」と抱負を述べた。
また迫った11月4日の決勝にむけ、「チームとしては良い準備ができている。個人としてはコンディション面ではさまざまあるが、決勝にむけ、自分自身としてもそうだが、チームスタッフと一緒に準備を進めたい」と話すとともに、今後については「選手として長く(監督に)使われるプレイヤーになりたい」と青写真を語った。
なお賞金50万円とクリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈られた。
ちなみに早川によれば、ヤマザキビスケット社製品1年分は酒井宏樹から「キャプテンとしてもらうね」と、賞金50万円は小泉佳穂から「預かるよ」とそれぞれ言われたそうだ。
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