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REDSニュース|名古屋戦の暴動騒ぎについて、24年の天皇杯参加資格剥奪と始末書処分が決定。「日本サッカー史上、過去に類を見ない極めて危険かつ醜悪なもの」とJFA|レッズプレス!!

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名古屋戦の暴動騒ぎについて、24年の天皇杯参加資格剥奪と始末書処分が決定。「日本サッカー史上、過去に類を見ない極めて危険かつ醜悪なもの」とJFA

(佐藤亮太)

日本サッカー協会は9月19日、規律委員会での決定として、7月2日に開催された天皇杯4回戦・名古屋対浦和で一部サポーターが暴動騒ぎを起こした件について、浦和レッズに対し、2024年度天皇杯の参加資格?奪と、始末書提出の処分を発表した。

日本サッカー協会はリリースのなかで、<本件サポーターらによる本件管理規定違反行為>として8項目をあげた。

1. フィールドへの飛び降り
2. 相手チームのサポーター及び警備運営スタッフに対する暴力
3. 相手チームのサポーターに対する威嚇
4. 相手チームのサポーターエリアへの集団での押し寄せ
5. 相手チームのサポーターの横断幕やスタジアム内の設置物の損壊
6. 立ち入り禁止区域(券種外の入場可能エリア、関係者エリア、相手チームのサポーターエリア等)への不正侵入
7. スタジアム内を走り回る行為
8. 掲出不可エリアへの横断幕の設置


加えて、文中で「本件サポーターらは、集団でフィールドへ飛び降りて、相手チームのサポーターエリアに押し寄せ、相手チームのサポーターや関係者に対し大声を出すなどして威嚇し、相手チームのサポーターや警備運営関係者に対して暴行を加えるなどし、さらには、相手チームのサポーターのウェア及び横断幕やスタジアムの備品を損壊している」と説明、言及。

さらに「本件は、現時点で判明しているだけでも70名以上にも及ぶ多数のサポーターがスタジアム内で集団として暴徒化し、相手チームのサポーターを威嚇し、相手チームのサポーターや警備運営関係者に対して暴行を加えるという、日本サッカー史上、過去に類を見ない極めて危険かつ醜悪なものであり、その場に居合わせた子供を含む多くの観客、チーム関係者、スタジアムや運営に携わる関係者等を危険にさらし、恐怖に陥れるものであった。また、その様子はテレビやインターネットを通して、広く伝えられ、サッカー関係者以外の多くの人々にも強い衝撃を与えた」と断じている。

さらにサポーターにむけ「サポーターはクラブとその選手たちを心から応援し、愛する存在であるはずである。観戦ルールに違反する行為は、結果的に、自分が愛するクラブ、ひいては、そのクラブを愛する多くの仲間たちを傷つけることになってしまう。そのことを自覚し、ルールを守って観戦していただくことを当委員会としても切に願うものである」と呼びかけた。




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