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REDSニュース|ジーコ像への浦和レッズレディースによる行為に関する対応について|レッズプレス!!

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ジーコ像への浦和レッズレディースによる行為に関する対応について

県立カシマサッカースタジアムで行われたプレナスなでしこリーグ1部第15節INAC神戸戦において、一部の浦和レッズレディースサポーターが、同スタジアムに設置されているジーコ像に対して侮辱的な行為を行った件に関し、浦和レッズは10月25日(金)、事実確認の結果と当該サポーターに対する処分内容を発表した。

クラブによると、同件に関与したサポーターの数は11人。内訳は実行者が4人(ジーコ像によじ登りユニフォームを巻いた者が1人、ジーコ像にタオルマフラーをかけた者が3人)、傍観者が7人。22日現在、傍観者1人は特定できず引き続き調査中とのことだ。

当該サポーターに対してヒアリングを行った結果、「実行者4人は、いたずら心でタオルマフラーを像の首や腕に掛けたり、よじ登ってユニフォームを首に巻く等してしまった。更に同1人は、ユニフォームを巻いた写真を自身のSNSに投稿してしまった」、「傍観者6人は、入場待機列に並んでいた際、実行者から誘われて同行し、実行者の行為を見ていたが、制止することはしなかった」といったことが報告された。

クラブは今回の行為を侮辱的行為としてとらえ、実行者4人について今季なでしこリーグ残り試合(3試合:10月20日(日)・27日(日)・11月2日(土)の入場禁止と、その間のトップチームの公式戦(4試合:10月18日(金)・23日(水)・29日(火)・11月1日(金))の入場禁止を決定。特定した傍観者6人については、仲間サポーターの侮辱的行為を制止しなかったとして厳重注意を行い、2度と同様の行為をしないことを誓約させるという。
なお、特定できていない傍観者1人については特定でき次第、上記と同じく厳重注意とすることを発表した。

さらにクラブの処分に加え、当該サポーターのうち実行者4人は今季の浦和レッズ、およびレッズレディース全試合の入場自粛、傍観者6人は浦和レッズレディースのホームゲーム1試合(10月27日(日))と、それまでのアウェー戦(10月20日(日))、トップチームのゲーム(10月23日(水))の入場自粛を申し出たことを報告。クラブとしても受け入れることを説明している。

クラブは「浦和レッズは、スタジアムでの『重点禁止6項目』に掲げている通り、いかなる場合においても、侮辱的な行為は許されるものではないと考えています。今後は、トップチームサポーターのみならず、レディースサポーターとのミーティングをクラブ主導で行うなど、引き続き『安全・快適で熱気ある満員のスタジアム』実現に向けた取り組みを強化して参りますので、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」と公式HPにおいて掲載した。




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