
(有賀久子)

伊藤美紀、アンカーでゲームをコントロール
《伊藤美紀》
良い試合の入りが出来て、先制点も早かったですし、後半に入っても集中力高く保ちながら、追加点というところでは良い流れではあったんですけど、最後に失点してしまったのは、連係など課題の残るゲームだったかなと思います。
でも、前からプレッシャーに掛けに行くところなど、後ろがスライドするところは、しっかりとみんなでポジティブにトライできた試合ではあったと思うので、あとは、しっかりと修正していくだけかなという風には思います。
(裏をうまくつけていたが)蹴ることももちろん出来るんですけど、外、外に行くだけじゃなくて、しっかりと中にもポジションを取っている選手がいるので、そこをうまく使いながら、中に寄せてサイドを使ったりだとか、試合前から、やろうという風には自分の中で考えながらやっていて、相手の3バックのサイド、脇の選手が、シャドーに結構食いつく傾向があったので、そこでちょっと取られてしまう部分ももちろんあるんですけど、でも、そこをうまく使いながら、後ろのスペースを引き出すというところは、チームとしてみんな出来ていたと思うので、最後、そこから、クロスから得点というのも生まれましたし、またひとつ、チームとして、真ん中から行くというのも出来るようになってきたんじゃないかな?と思います。
(アンカーで出る時に意識するのは)チームのバランスを取りつつ、ビルドアップとかは、しっかりと後ろと前の繋ぎ目になるところだったり、裏を狙うところ、狙わずに時間をコントロールするところ、そういうゲームをコントロールするというのは意識してやっています。
(中盤の逆三角形、榊原選手がシャドーを務めたが)コトになっても、流動性というのは出ていましたし、コトはドリブルが出来るので、そこで相手を引きつけてくれるというところで、他の2人が空いたりとか、というのはより出ていたかなという風には思っています。真ん中の3人+シマ(島田)で、しっかりと真ん中に寄せることは大事だなと改めて思いました。
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2025/12/20

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