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REDSニュース|トライアウトに臨んだ中村祐也「サッカーができる喜びをかみしめながらプレーした」|レッズプレス!!

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トライアウトに臨んだ中村祐也「サッカーができる喜びをかみしめながらプレーした」


2018 JPFA(日本プロサッカー選手会)トライアウトの2日目が行われた。

このトライアウトには、クラブから契約更新しないことを通知されたJPFA会員の選手が参加する。

トライアウトでは7対7のミニゲーム(5分×2本)、11対11のフルコートのゲーム(25分×2本)が行われる。

午前のトライアウトでは、今季まで町田に所属していたFW中村祐也が参加した。

「やっと終わったなというか、今日まではシーズンなので」と話す中村は2005年に浦和レッズユースから昇格。08年には湘南ベルマーレへ、15年には当時J3だった町田へ移籍。

Jリーグ通算166試合出場・36ゴール。裏への飛び出しと得点感覚、決定力の高さが特長だ。

その持ち味が今日のトライアウトで見られた。7対7のミニゲームではファーストタッチでゴールを挙げると、今度は右サイドからのクロスにダイレクトに合わせて2ゴール。



また、11対11では4−4−2の2トップの一角でプレー。

第1試合の18分にドリブルからのシュート。同23分には右クロスから胸トラップからシュート。同24分にはCKから頭で合わせた。計3本のシュートを放つなど、ゴールへの嗅覚は相変わらず冴えていた。(※中村は第1試合のみの出場)

初めてのトライアウトとなった中村。「少しでもわかってもらえれば動き出しやすい。(周囲の選手にも)こうしたボールを出せると分かってもらえる」と自分の特長を伝えようと、ゲームの合間に話しかけ、コミュニケーションを図った。

このことがあったからこそ、2つのゴールと3つのシュートが生まれた。

「自分の持てる力をしっかり出せるように、楽しみながらプレーできればと思った。緊張感はあったが、サッカーができる喜びをかみしめながらプレーした。やれることはやれた」。中村はJリーグ内のクラブを希望している。

(佐藤亮太)



(c)REDS PRESS