back

REDSニュース|土田尚史GKコーチが退任。来季はクラブスタッフへ|レッズプレス!!

top
土田尚史GKコーチが退任。来季はクラブスタッフへ



浦和レッズは12月13日(木)、土田尚史GKコーチの退任を発表した。

1967年に岡山県に生まれた土田GKコーチは浦和レッズの前身時代から所属し、浦和レッズのGKとして、田北雄気氏(現:横浜FC・GKコーチ)と正GK争いを続けてきた。2000年、選手兼コーチとしてJ2リーグを戦い、J1復帰を見届けて引退。2001年からはトップチームのコーチとして、翌年からGKコーチとしてGKの指導にあたってきた。

携わった選手は数多く、レッズプレス!!でお馴染みの都築龍太氏と今季限りで引退となった山岸範宏の正GK争いは指導者の立場で見守ってきた。土田GKコーチは「ギシも今季限り、自分も今季限り。これも運命かな」と笑ってみせた。天皇杯優勝を決めた12月9日(日)、土田GKコーチとピッチに立ったGK西川周作の目に大粒の涙がこぼれたのは、この退任が決まっていたからだろう。

広報部を通じて、土田GKコーチは「ファン・サポーターのみなさま、パートナー企業のみなさま、ホームタウンのみなさま。浦和レッズに関係するすべてのみなさま。選手、指導者26年間の現場生活が終わることをご報告させていただきます。みなさまには感謝しかありません。みなさまはいつでも、どんなときでも一緒に戦ってくれます。パワーをくれます。苦しいときは一緒に苦しんで、嬉しい時は一緒に喜んで…。みなさまとピッチの上で共に過ごした時間は終わりますが、これからスタッフとなってクラブを支えていきます。浦和レッズをもっと素晴らしいクラブにします。浦和の街、浦和の人たちからもっと愛されるクラブ、スタジアムに足を運んでくださったファン・サポーターのみなさまに、より大きな感動を与えられるクラブにしたいと思っています。浦和という大好きな街の、愛する浦和レッズで、"世界一のファン・サポーターのみなさま"と一緒に過ごした時間は宝です。僕は世界一幸せなGK、GKコーチでした。これからスタジアムで見かけたら声かけてください。一緒に話しましょう。浦和の街で見かけたら声かけてください。一緒に語り合いましょう!本当に長い間、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。We are REDS!」とコメントを残した。

通算出場数は、JSL通算16試合、Jリーグ通算134試合出場。引退後の指導歴は2001年から。浦和レッズが掲げた数々のタイトルの裏側に、常にチームを大きな声で鼓舞する土田GKコーチの姿があった。

来季は、地域貢献などを担当するクラブスタッフとして活動を行う。「浦和レッズを、もっと良いクラブにしなければいけないんだよ」という言葉。浦和レッズを知る土田GKコーチだからこそ出来るスタイルを楽しみにしたい。



(c)REDS PRESS