9時前、成田空港に姿を見せた原口元気は搭乗手続きを済ませると、TVやペン取材に応じ、出発前の心境を口にした。
グレーのパーカーに白いVネックのTシャツを着て、黒のハーフパンツ、足もとはパーカーと同じカラーのNIKEのシューズでラフにまとめた原口。緊張よりもこれからの生活が楽しみで仕方がない様子で、「荷物は少ない。洋服ぐらいしか持っていないよ」と『レッズプレス!!』記者に対し、普段通りの笑顔を見せた。
数台のTVカメラの前に立った原口は「しっかりとした覚悟を持って行きたい。最初のシーズンなので、インパクトを残したいし、10点は取れるように、そこを目指したい」と具体的な数字を挙げながら、今後の抱負を話した。
ドイツと言えば、現在はマンチェスター・U(イングランド)でプレーする日本代表MF香川真司が最初に海外挑戦した国。彼はボルシア・ドルトムントで活躍を収め、ステップアップした。「(香川は)日本人の評価を高めてくれた選手。そういう選手に続いていきたい」と言い、「自分よりもうまい選手はたくさんいると思うが、(そういう選手を)間近で見て、刺激を受けて、追い抜いていきたい」と負けん気の強さを見せた。
ドイツという国に渡り、「最初からインパクトを与えたい」と目標を掲げ、向かう先には、4年後のワールドカップのピッチに立つ自分をイメージする。もちろん、新生・日本代表の一員としてアジア予選からワールドカップ切符をつかむための力になりたいと思い描いている。そのための世界挑戦だ。屈強な相手に立ち向かい、結果を残すことで自信をつかみ、原口は、誰もが納得の「日本代表の原口元気」になる。
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