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[代表]ニュージーランド代表に4得点勝利も、守備に課題

3月5日(水)、日本代表はニュージーランド代表と親善試合を行った。「ザックジャパン」とは初、そして、最後となる国立競技場での代表戦は、日本のゴールラッシュとなった。

前半4分、左サイド、センターライン付近から香川真司がゴール前にクロス。これに反応した岡崎慎司が相手DFに囲まれながらも押し込み、日本代表が先制する。さらに、同7分、香川が相手ペナルティエリアでファウルを受け、PKを獲得する。これを香川が左隅に冷静に流し込んで、2点のリードとする。

前半11分、相手陣内、右サイド深い位置からのFK。本田圭佑の放ったボールを森重真人が頭で押し込み、3点目。同17分には左サイドの香川、ゴール中央の本田、岡崎とつないでシュート。4点差とニュージーランド代表を圧倒する。

しかし、前半39分 ニュージーランド代表の長身FWクリス・ウッドに角度のないところから打たれ、失点を喫する。日本代表は前半を4−1で終えた。

後半、日本代表は大幅にメンバーを変更する。酒井宏樹に代えて酒井高徳、山口蛍に代えて細貝萌、青山敏弘に代えて遠藤保仁、岡崎に代えて清武弘嗣を投入した。

後半10分を経過した頃、思わぬ珍事が起きた。アラン・ミリナー主審が、左ふともも裏を痛めるアクシデント。第4の審判の東城穣と交代し、試合が続けられた。

日本代表のスピードに慣れたためか、ニュージーランド代表は時間の経過とともに、出足鋭いプレスと固い守備を見せるようになる。アルベルト・ザッケローニ監督は後半33分、香川を下げ、齋藤学を投入する。直後の同35分、FWクリス・ウッドにダイレクトボレーを決められ2失点目。日本代表は大迫勇也に代え、豊田陽平を投入する。

残り10分を過ぎると、双方、攻め合いとなる。後半42分、ゴール正面で豊田→本田→豊田とつないだ場面でファウルを受け、FKを得る。キッカー本田がシュートを放つも、GKのファインセーブにより防がれる。その直後、ニュージーランド代表がカウンター攻撃を仕掛け、あやうく失点かという場面を作られた。

試合は4−2で終了。日本代表が勝利を収めた。前半、チャンスの場面で着実に決め、4ゴールを決めた日本代表だったが、W杯出場を逃しているニュージーランド代表に2失点と、守備に不安が残る内容となった。

大会/KIRIN CHALLENGE CUP2014 ニュージーランド代表戦
日時/3月5日(水)19:40キックオフ
会場/国立競技場
試合終了/4−2

日本代表
監督/アルベルト・ザッケローニ監督

《先発メンバー》
GK川島永嗣
DF長友佑都・森重真人・吉田麻也 ・酒井宏樹
MF青山敏弘・本田圭佑・香川真司・山口蛍
FW岡崎慎司・大迫勇也

《SUB》
GK西川周作・権田修一
DF駒野友一・伊野波雅彦・酒井高徳
MF遠藤保仁・細貝萌・清武弘嗣・齋藤学
FW工藤壮人・豊田陽平

《得点》
前半4分:岡崎慎司
前半7分:香川真司[PK]
前半11分:森重真人
前半17分:岡崎慎司



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