back
REDSニュース|山道守彦強化本部長、3選手の契約満了に関する会見|レッズプレス!!
top
山道守彦強化本部長、3選手の契約満了に関する会見
きょう11月21日(木)、山田暢久、野田紘史、永田拓也の3選手が今季限りで契約満了になったことに関して、きのう20日(水)は所用により会見に同席できなかった山道守彦強化本部長が、会見を開いた。会見は全体練習が終わった午後1時過ぎから、クラブハウスで約20分間、行われた。
山道強化本部長は、山田暢久契約満了の理由の1つに“世代交代”を挙げた。
2011年秋、山道強化本部長が就任。当時のチームは残留争い真っただ中という苦しい状況だった。そこで山道強化本部長は「チームの安定化と継続」を目指し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督を招聘(しょうへい)。槙野智章、阿部勇樹、森脇良太らを補強。昨季は3位でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。今季はACL、天皇杯は敗退したものの、ナビスコカップでは決勝に進出。リーグ戦では首位との勝点1差の2位と、優勝争いを繰り広げている。山道強化本部長の就任後、チームは安定した強さを得た。
それらを踏まえ、山道強化本部長は「プラスのスパイラルの継続と安定」「新たな活力と継続性を作る」という観点から、世代交代に迫られた。日ごろの練習や試合を見て、チームの状況、チームの将来など総合的に考えた上、いつかは戦力外を判断しなければならない。判断がいつなのかを考えた時、「チームが安定化した今、そういう(戦力外)判断した」と説明する。
そして、「(理由は)年齢だけでない。いつか、こうしたサイクルを作らなければならない」という「変わっていくための動き」「安定と継続」のための苦渋の選択だったと説明。また、「(山田暢不在を)打破するだけのエネルギーが、今のチームにはある」とも語った。
なお、山田暢の今後については、全くの白紙。クラブでは浦和の貴重な人材として、道筋を作りたいとしているが、今のところ、山田暢本人からの返事はなく「どう方向性を出すのか、今は答え待ち」としている。
野田紘史、永田拓也について、山道強化本部長は出場機会が少ない現状、現在の年齢や過去J2でのプレー経験などを加味し「選手として活躍してプレーできる道を作る」と新天地でのプレーを選択。契約金ゼロで移籍できる状況もあることから「どこかでプレーできるチャンスはある。移籍先を探す協力をする」とクラブはバックアップを約束した。