試合レポート

チャンピオンシップ決勝第2戦・鹿島アントラーズ戦=前日会見

《ミハイロペトロヴィッチ監督》
明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第1戦を良い結果で終えることができた。その結果をもって、われわれが勝てる保証はどこにもない。初戦ではいくつか良い点があった一方、いくつか修正しなければならない部分もあった。

あすのゲームに向け、中3日の日程となるが、選手たちと話をしながら進めてきた。鹿島アントラーズは素晴らしいチーム。また今季の鹿島はアウェイゲームで良い結果を残している。2試合の勝敗をもって決まるゲームはとても危険。初戦に勝ったチームはさまざま計算をもって戦う傾向になるので非常に危険だ。あすは、われわれが常にやってきた、勝つための戦いを最初からしなければならない。年間で勝点を最も多く挙げたチャンピオンチーム。あすのCSで勝って、真の王者であることを結果で証明したい。

タイトルの懸かる試合前は、プレッシャーが掛かるが、いかに消化して試合に臨むかが大切。さまざまな方がその解消法を話すが、言うのは簡単だが実際にやる場合は大変だ。われわれのサッカーは、ある程度の緊張感とともにリラックスした状態でプレーしなければならない。私が見る限り、きょうのチームは緊張感、集中力、そして程よいリラックス感があった。そうした雰囲気をもってやることは簡単ではないが、そうしたムードがある。あすのゲームはどちらが勝つか分からない。強い気持ちと共に楽しんでいきたい。

（佐藤亮太）

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