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REDSニュース|[代表]8大会連続8度目のワールドカップ出場へ!|レッズプレス!!

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[代表]8大会連続8度目のワールドカップ出場へ!

(有賀久子)


[代表]8大会連続8度目のワールドカップ出場へ!


3月20日(祝・木)、埼玉スタジアム2〇〇2では、サッカー日本代表がFIFAワールドカップ26アジア最終予選・バーレーン代表戦に臨んだ。結果は、日本が2対0で、クリーンシートで勝利。この結果を受け、開催国をのぞく参加国の中で世界最速で8大会連続8度目のワールドカップ出場が決定した。
埼スタに集結した58,137人のファン・サポーターが日本の勝利、そしてチームでつかんだワールドカップへの道に沸いた。

浦和レッズからのメンバー選出はなく、レッズOBのGK鈴木彩艶とボランチでキャプテンの遠藤航が先発出場。日本ボールで前半が始まった。開始1分、ボールをキャッチした彩艶は、丁寧に最終ラインに繋ぐ。

7分、日本の右からの攻撃。相手に当たるも中央で遠藤が受け、ペナルティーエリア内の限られたコースにパスを差しこみ、受けた久保建英がシュートを放つも、右CKへ。右CKはファーサイドで折り返し、同サイドにいた遠藤が混戦からシュート。ゴールネットを揺らした。がしかし、VAR介入で得点は取り消しに。

バーレーンは、日本が最終ラインでボールを保持すると、4-4-2の守備の陣形をとる。前線は細かく出入りしながら、後方からのボールを待つも、なかなか好機に直結するボールを入れることが出来ない。38分、遠藤は自陣での空中戦で味方をフォローし、ボールをおさめる。目の前の選手を巧みにかわすと、左に展開。一気に攻撃に転じた。

前半はスコア動かず、ハーフタイムを迎えた。

後半から田中碧を、62分には鎌田大地と伊東純也を入れ、攻撃の活性化を狙う。大きなピンチはないものの、決定機を作ることが出来ない状況から脱したかった。その不安要素を66分、鎌田が期待に応え、吹き飛ばした。

日本は中央で攻勢に出ると、久保が抜け出し、すぐさま、追い越す鎌田にボールを託し、受けた鎌田が確実にゴールネットを揺らして、待望の先制点が決まった。

79分、彩艶もバーレーンのFKの場面で、冷静にキャッチ。ゴールを守る。

87分、左CK。ショートコーナーを用い、再びボールを受けた久保は、PA内に侵入し、角度のないところからニアサイドをぶち抜いた。意外性のある、だが、久保らしいプレー選択でゴールネットを揺らし、2対0。勝利を確実なものにした。

アディショナルタイムは、7分。最後まで日本は攻撃の手をやめず、タイムアップの笛を待った。日本は、2対0のクリーンシートで勝利。他会場の結果で、引き分け以上でワールドカップ出場権獲得であったが、埼スタの夜を勝利の歓喜で包んだ。



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