「周囲からちっちゃいねと呼ばれるチーム。ただ…」。4年ぶり2度目の全国大会出場、内舘秀樹アカデミーダイレクターが語る浦和レッズジュニア
今月26日から鹿児島県でJFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会が開催される。
都道府県代表47チームと前年度優勝チーム枠(前回大会優勝はレジスタFC・埼玉)のあわせて48チームが参加する。
今回、埼玉県第2代表として浦和レッズジュニアが大会に臨む。
2013年の立ち上げから4年ぶり2度目の全国大会の出場となる。
将来の浦和を担うジュニアはどんなチームなのか。
浦和OBである内舘秀樹アカデミーダイレクターに特徴を聞いた。
「小学生の大会だと、どうしても身体が大きくパワフルな選手や速い選手がいるチームが勝ちあげっていく。
そうしたチームに比べると浦和レッズジュニアは身体が小さい選手が多く、周囲からちっちゃいねと呼ばれるチーム」と話す一方、「ただレッズらしく、球際・切り替え・運動量で相手を圧倒する、観ている人の心を動かせる選手たちが揃っている」と力をこめた。
浦和が入ったグループEにはサガン鳥栖(佐賀)・FCアロンザ(愛知)・アッズーロ(滋賀)がいる。
鳥栖は高校年代ではプレミアリーグEAST。九州でうまい選手は鳥栖に集まるといわれるなど、育成に力をいれる強豪チーム。
またFCアロンザは愛知県大会決勝で名古屋グランパスU-12を5‐1で下して、勝ち上がったチーム。相当、強いチームと前評判が高い。
「厳しいところに入ったなと話しをしているが、楽しみな部分もある」と内舘アカデミーダイレクター。
「経験値とはしてはまだまだ浅いが、選手には一生残るものになる。選手だけでなく指導者も、この経験は財産になる。いまジュニアを指揮する吉野雅大監督はアカデミー出身なのでいろんな思いをもって、大会に臨める」と意気込みを語った。
そのジュニアから育ったGK鈴木彩艶がいまや海外で、そしてA代表に選ばれた。いまのチームから第二、第三の彩艶が生まれるか。
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