J開幕前の恒例行事、2023Jリーグキックオフカンファレンスが都内で開催され、トークセッションと開幕カード記者会見の2部構成で行われた。
J1全18クラブが一堂に会す、このイベント。
開幕戦カードの監督・選手が登壇する会見には浦和レッズからはマチェイ・スコルジャ監督が、選手を代表して興梠慎三が、FC東京からはアルベル監督と長友佑都がそれぞれ登場した。
「新たな道のりが始まる。浦和の道のりに成功が多いことを願っている」と口火を切ったスコルジャ監督は「FC東京との興味深い試合が待っている。(FC東京は)組織のしっかりした強いチームだと思っている。(バルセロナで指導経験のある)アルベル監督が率いるチームなので、このチームの哲学は想像できる」とけん制。
「浦和の選手は素晴らしい準備ができた。良いプレーをして、良い結果をもたらしてくれることを信じている」と期待を寄せた。
またスコルジャ監督にとって開幕戦はJデビューのゲームとなる。
「(Jリーグが)どういうものかワクワクしている。この試合が待ち遠しい。土曜日の午後2時に両チームが良いパフォーマンスをお届けできる」と好ゲームを約束した。
一方、対戦相手のアルベル監督は「偉大なクラブとの対戦を誇りに思う。偉大な経験の持ち主である名監督とともに開幕戦と飾れることを嬉しく思う」と持ち上げた。
沖縄合宿が終わり、大原サッカー場のトレーニングは約2週間。その間、公開練習は2回あった。行われたとされる2試合のトレーニングマッチの全貌が明かされず、不透明である。
ここまで仕上がり具合についてスコルジャ監督は「準備期間の仕上がりには満足していると言わざるを得ない。やろうとしていることはほんどできるようになった。練習試合でも良いパフォーマンスを選手は見せてくれた」と評価しつつ「チームの実際の姿、わたしのアイデアがどれだけ浸透しているかは公式戦が始まってから初めてわかる」と現実をとらまえた慎重な捉え方をしている。
期待や手応えはある。しかし、やってみなければわからない。マチェイのリアリストな面がうかがえた。
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