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REDSニュース|21年浦和レッズ加入内定・伊藤敦樹と21年加入内定のDF宮本優太(流通経済大)レポート。準々決勝・法政大戦は0-1。ベスト8で敗退|レッズプレス!!

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21年浦和レッズ加入内定・伊藤敦樹と21年加入内定のDF宮本優太(流通経済大)レポート。準々決勝・法政大戦は0-1。ベスト8で敗退

1月10日(日)、大学サッカーの特例全国大会『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』の3回戦が会場非公開で行われ、浦和レッズに2021シーズンに加入するDF伊藤敦樹と2022シーズン加入内定のDF宮本優太が在籍する流通経済大学は、4強の座を懸けて法政大学と対戦した。

2回戦の仙台大学戦では、前半2得点、後半2得点を積み上げ、最後まで集中力を切らさず無失点で4−0と勝利。盤石な試合運びを見せたが、今回もそれと同様の戦いができるかに注目が集まった。

流通経済大の布陣は[4−1−4−1]。伊藤は左CB、宮本は右SBのポジションでスタートした。

この日も伊藤は最終ラインに構えると、ボランチのような役割を担い周りを動かす。

しかし、チームは序盤から法政大の鋭いプレスと球際の戦いに苦しんだ。思うようにボールを回せず、押し込まれる形が続くと、21分には右サイドをドリブル突破され、シュートにまで持っていかれた。これはポストを直撃し、事なきを得る。

法政大のストロングポイントはセットプレーだ。1、2回戦ともセットプレーで結果を出していることから、自陣での無駄なファウルは避けたかったが、ボールホルダーへの一歩の寄せが遅れることが増え、反則からFKやCKでのピンチを何度も迎えた。

その中、流通経済大のビッグチャンスは41分。左サイドで組み立て、右サイドに展開すると宮本がダイレクトでクロスを中央に入れる。飛び込んだFW齊藤聖七のシュートは、惜しくもクロスバーを越えてしまった。

何とかピンチを凌ぎ前半を失点ゼロで折り返した流通経済大。後半は運動量を上げることで食らいつき、試合のリズムを徐々に引き戻していった。

すると49分、グラウンダーのクロスに、再び齊藤が飛び込むが、あと一歩届かず。一進一退の攻防となる中、76分にスコアは動いた。

法政大が中央を強引に突破。PA内右サイドの折り返しを、走りこんできたFW飯島陸が決めた。

もう後がない流通経済大は、ボールを動かし果敢に攻め入るが決定打は打てず。4分のアディショナルタイムが表示されるとパワープレーに出て左右両サイドから何本もクロスを送るが、法政大の強固な壁に弾き返され、0−1のまま終了した。

関東大学サッカーリーグ戦2部とアミノバイタルカップ関東大学サッカートーナメント大会を制した中で迎えた今大会。2020年度の大学サッカー日本一のタイトルを目指したが、ベスト8で散った。

なお、伊藤、宮本の両選手はフル出場している。




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