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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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無失点も、守備的にならざるを得なかったのを考慮しないと(J1第35節・町田戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:10月25日(土)に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第35節、FC町田ゼルビア戦は0−0の引き分けに終わりました。

都築:前節よりは良かったですかね。特に後半はまだ良かったのかな。前半はかなり受けてしまった感じもあって、相手の左サイドの攻撃に対する守備が機能していなかったと思います。相馬勇紀選手プラスアルファの絡みに、いいようにやられました。

助かったのは相手の中の質のところで、ミッチェル・デューク選手らがもっとクロスに対して貪欲に入って来ると怖かったですね。ある程度うまく守れていたが、西川周作選手がCKに逃れたシーンなんかは、触れていなかったら2人ボールに入ってきていました。良い判断だったと思います。

相手の得意とするセットプレーはちょっと怖かったですが、ミドルシュートはそこまでなかったのかな。レッズが構えている中での攻撃が多かったのはやりやすかったと思います。中継画面に移っているのは相馬選手がほとんどだったので、的は絞れましたが彼に対してかなり守備で力を使ったんじゃないかと。それくらい良い選手ではありますが。

石原広教選手が負傷交代になってしまいましたが、長沼洋一選手の守備の・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS