浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。
都築:前半の最初で、相手を仕留められませんでした。連動して良い攻撃を続けていただけに、フィニッシュまでもう一つ、というところだと思います。あの展開はなかなか続かないとは思いますが、相手からしても、「レッズ、相当強いな」と思ったはずです。余裕をもってボールを持つことができていましたし、中盤の攻防に関しても上回っていたのではないでしょうか。左サイドを使うことが多かったですが、ピッチを広く使えていましたし、攻撃への人数の掛け方もよく、相手も戸惑っていたと思います。選手の気持ちも入っていて、いい戦いができていました。
決定的なチャンスというと、一番はマテウス・サヴィオのCKでしょうか。比較的、ボールを支配していましたし、攻撃面はクラブワールドカップのこれまでで一番良かったです。守備でも、最終ラインでしっかり守れていましたし、中盤もバランスがよかったです。相手のカウンターをよく防いでいましたし、セルヒオ・ラモスのサイドチェンジからの攻撃に対しても、しっかりスライドして対応していました。
「お、いけるかな」と思ったのですが…、一つの、一人のプレーで崩れてしまいました。
1失点目の、・・・・・・
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