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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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決め切れば勝てた試合だったが、チャンスの中身は…?(J1第9節・福岡戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:4月6日(土)にベスト電器スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第9節、アビスパ福岡戦は0−1の敗戦となりました。

都築:残念な結果でしたね。意外とチャンスが多かったので、取れるところで取っておかないとああいう展開になってしまいます。間違いなく浦和のほうがチャンスが多かったですし、ちょっと強引ながら前半のチアゴ・サンタナ選手のシュートだったり、いい形はありました。前半30分くらいまではずっとレッズのペースだったと思います。

それはアビスパが低い位置で守ろうとしていたからでもありますけど、バイタルエリアまで入っていけて、崩しのところもある程度できていました。ただ表現が難しくて、崩せていたかと言うと…。いいところでもありますけど、強引に打つシーンも多かった。相手の人数が集中しているペナルティーボックスで強引にシュートを打つよりは、ほかの選手を使う判断が欲しかったかなと思います。

チャンスの多さはレッズでしたが、・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS