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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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今まで見られなかった部分が見えた。攻撃の形を作った(J1第5節・岡山戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:3月8日(土)に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第5節、ファジアーノ岡山戦は1−0でレッズが勝利しました。

都築:良い試合だったと思いますが、岡山がある程度ラインを高く設定しながら、前から嵌めてこなかったので、レッズとしてやりやすかった部分はあったと思います。そのギャップにどんどん人が入ったり裏を突いたり、攻めやすい状況を岡山がつくってくれた感じもありました。ただ、相手がそういう戦いをしてくるなかで、しっかり相手のギャップを突いていい攻撃ができたと思います。

これまでのレッズとは違っていて、チアゴ・サンタナ選手もがどんどん裏に抜けて、得点シーンのように安居海渡選手も後方から裏へ抜けたり、いままで見られなかった部分が見えましたし、守備から攻撃へという感じはなかった。これがずっと続いてレッズのコンセプトになっていくのかはまだわかりませんが、この試合だけを見れば、相手のギャップを突いて自分たちの攻撃の形をつくったなと思います。

中継でも触れられていましたが、・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS