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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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実力的には勝ち切れる試合、勝たなければいけない試合だった(ACL GS第1節・武漢三鎮戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:9月20日(水)に武漢体育中心体育場で行われたAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節、武漢三鎮戦は2−2の引き分けに終わりました。

都築:相手の質を考えると勝てた試合だったかなとも思いますが、なかなか味わうことのない久々のアウェイで、常にリードを許す展開からよく追いついたなと思います。

こぼれ球に詰めた安居海渡選手のいきなりのシュートなど、試合の入りは良かったと思います。ただ、最初の失点のシーンは簡単にというか、全部後手後手に回ってしまいました。プレッシャーを掛けようとしていたし、人数も余っていたので行けた状態だったと思います。

もうちょっと詰めていれば、簡単に縦パスを出させなかったと思いますし、間合いが良ければポストプレーの際に足を出せたかなとも思います。そしてシュートをした選手にもプレッシャーにいけたはずなんですよね。縦パスが入ったタイミングで、みんながボールウォッチャーになってしまいました。

シュートも、味方を利用されたようなうまい形になってしまいました。コースはそれほど厳しくはなかったですが、GK西川周作選手からは見えなかったでしょうね。いい形で崩されたことで相手も勢いにのって、(26分の)ヘディングシュートくらいまではいいリズムで攻められてしまいした。

ただ、・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS