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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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仕事をさせてはいけない選手に仕事をさせず、追加点が取れた(ルヴァンカップ準々決勝第2戦・G大阪戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:9月10日(水)にパナソニック スタジアム 吹田で行われたYBCルヴァンカップ準々決勝、G大阪との第2戦は3−0で浦和が勝利し、合計スコア4−0で準決勝への進出を決めました。

都築:完勝でしたね。ガンバにほぼサッカーをさせなかったかなと思います。相手のチャンスは、GK西川周作選手がイッサム・ジェバリ選手と1対1になったシーンくらいかなと思いますし、レッズが今季やっている、守備からの攻撃というところが徹底できた形だったと思います。

ガンバのバイタルエリアでの崩しが、1戦目ほど機能しなかったことで助かったところもありますけど、浦和がそれをさせなかった面も大きかったと思います。ガンバはサイドが起点になることが多かったですが、もちろんやられるシーンもいくらかはありましたが、危ないポイントをしっかり潰せていました。

やっぱり、いまのレッズでいい時というのは、対人の部分で負けずに奪ってからの攻撃が機能しますね。チャンスになるときは、長い持ち出しや、スルーパスというよりも裏に蹴ってからの動きが多いのです。長いボール頼みになると攻撃の厚みが少なくなりますが、この試合においては嵌っていたと思います。

RP:先制点は開始8分という早い時間帯でした。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS