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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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勝たないといけないプレッシャーの中でのいい試合。失点時の守備対応は…(LC第5節・川崎F戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:5月24日(水)に埼玉スタジアム2002で行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節、川崎フロンターレ戦は2−1でレッズが逆転勝利を飾りました。

都築:すごく良い試合だったと思いますが、試合の入りから、フロンターレが長いボールを入れるシンプルな攻撃が多かった中で、そこのリスクマネジメントができていなかったところはありました。

それが失点につながってしまったのですが、フロンターレらしくないなと感じましたね。なかなか勝てていないチームなので、プレーがシンプルになっているのかもしれません。それに対して、最初はやられましたが、以降はレッズも対処できていたと思います。

先制されるとやはり苦しくなりますし、最初のところのリスクマネジメントは、後ろの誰かがリーダーシップをとって対応してほしかったなというのはあります。ただそこから逆転勝ちしましたし、調子が悪いとはいえフロンターレを相手にできたことはよかったですね。

RP:早々に失点しましたが、その1失点で抑えました。

都築:守備で修正しなければいけない点は多かったかなと思います。まずは最初にも言ったリスクマネジメントで、レッズが運んで行っても、シンプルなロングボール一本で攻撃をくらっていました。

それに失点シーンも含めて、サイドの守備が軽かったかなと思います。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS