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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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ポゼッション率が高いだけで、攻撃につながらないボールの回し方だった(J1第34節・福岡戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:11月5日(土)に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第34節、アビスパ福岡戦は1−1の引き分けに終わりました。

都築:どう語るか難しいですが…凡戦でしたね。ハイライトになる場面がないというか、映像でも無理やりハイライトにしているという感じで。アビスパが入れ替え戦に回る可能性もあったので、慎重というか様子見というか…。元々のスタイルもあると思いますが、とにかく失点しないという姿勢でした。

そういう流れの中で、レッズとしては、なぜ相手に合わせる必要があるのかなと。試合中によく見られたのが、ペナルティボックス5m以内で一瞬フリーになってシュートを打たれるという場面。これは両チームにありました。あれは間延びしていることの典型で、前と中盤と後ろの距離がバラバラになっているので、本来なら人がいるところにいなくなっていました。

レッズは・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS