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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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高いモチベーションをプレーで表現できた。勝ってもおかしくない(J1第34節・川崎F戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:11月3日(水・祝)に等々力陸上競技場で行われた明治安田生命J1リーグ第34節、川崎フロンターレ戦は1−1の引き分けとなりました。

都築:お互いにプレスも速くて、非常にいい試合でした。フロンターレと同じくらいレッズもモチベ―ションが高かったと思います。相手を目の前で優勝させたくないですし、レッズも3位以内がまだ視野に入っていますから。中継では「来年のための力試し」のようにコメントが紹介されていましたが、そんな感じではなかったと思います。

しっかりやれることをやるのは大前提ですし、レッズも出そうとしていました。お互いのサイドが高い位置を取ろうとする攻防も激しかった。特にレッズの右サイド、酒井宏樹選手とマルシーニョ選手の攻防は見ごたえがありました。

左サイドも山中亮輔選手が高い位置を取ろうとする中で、相手も同じことを考えながらの攻防は非常に面白かったです。前半は特にシュート数は少なかったですが、全体をとおして見ごたえのある試合ができたんじゃないかと思います。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS