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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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レイソルの守備バランスが悪かったというのはあるが、とても良かった(J1第22節・柏戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の沖永雄一郎記者です。


RP:10月14日(水)に三協フロンテア柏スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第22節、柏レイソル戦は1−1の引き分けとなりました。

都築:めちゃくちゃ良かったと思います。攻撃のバリエーションもいろいろあって、内容はすごく良かった。あとは結果だけだったと思います。勝ちきれなかった試合ということになるのかなと思います。

ちょっと選手の距離が遠いかなとも思ったんですけど、武藤雄樹選手と興梠慎三選手があの距離でいることが逆に良かったのかなと。正直言ってレイソルのディフェンスの間隔が悪かったのもあると思いますけど。

中盤とディフェンスラインの距離があったので、ある程度自由にパスが出せたのはありますね。レイソルのボランチのヒシャルジソン選手、彼は良い選手ですけど、人につくのに強い選手で、連携を取って守るところは難しいのかなとも。

彼のところでレイソルのバランスが崩れていたのかなという感じもしますね。マークにつくと決めた選手がいたらずっとついていってしまっていて、本来いないといけないスペースがすっぽりと空いていたので、自由にボールを回せる時間帯が多かったのだと思います。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS