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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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相手には勝者の風格があった。攻撃に入るスイッチの入り方に差を感じた(J1第30節・鹿島戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:11月1日(金)に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田J1第30節、鹿島アントラーズ戦は0−1で浦和レッズが敗れてしまいました。
都築:力の差が出たというか、内容としてはそこまで差はなかったと思う。レッズはしっかり守ろうとしていたんだと思うし、0−0の状況を長く続けて最後のチャンスを狙うというような展開だったと思うけど、守りきれなかった。最終的なところはしっかり守れていたけど、展開を含めると相手の方がうまかった。ボールを奪った後の速い攻撃とかサイドをしっかり使うといった攻撃だ。貫禄があるサッカーというか…。アントラーズもやりにくかったんだろうと思うし、レッズというチームと戦う時は常に難しいんだろうと思うけど、アントラーズも様子を見ていたと思う。攻撃に入る時のスイッチの入り方を見ると、アントラーズの方が上だった。

RP:結果も内容も大きな差はなかった試合ながら、力の差は確実にあったということでしょうか?・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS