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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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0-0で粘れて最後に点をとって勝つというのは理想的(J1第7節・G大阪戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説します。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の菊地正典記者です。


RP:4月14日(日)にパナソニックスタジアム吹田で行われた明治安田J1第7節、ガンバ大阪戦は1−0で浦和レッズが勝利しました。リーグ戦3試合ぶり、公式戦4試合ぶりの勝利となりました。

都築:両チームともアグレッシブな試合だったと思う。つないで崩していくというよりも展開を大きくしていた。雨だったのでノーリスクだったと思うけど、中盤で奪ったあとにカウンターになったり、興梠(慎三)選手の近くに武藤(雄樹)選手がいて、人が絡んでいくというところでは攻撃の形が作れそうな気配はあった。G大阪はワイドに使っていたので、それに対して浦和のサイドが絞っているときに展開され、セカンドラインに入ってきた選手が多少フリーになってチャンスを作られていた。お互い調子があまりよくないチーム同士なので、勝つためにアグレッシブな姿勢を見せていたと思うけど、セットプレーもお互いにいいシーンがあったし、守りも最後に体を張っていた。

RP:終盤まで0-0でありながら決して退屈な展開ではなかったということですね。・・・・・・
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS