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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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セットプレーの重要性が表れた。内容より価値があるのが勝利であり、優勝(天皇杯決勝・仙台戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:12月9日(日)に埼玉スタジアムでおこなわれた天皇杯決勝・ベガルタ仙台戦は1-0で勝利。12年ぶり7度目の天皇杯制覇となりました。これで、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権も獲得です!
都築:スタジアムの雰囲気もよく、いい試合になった。決勝戦ということで、互いに前からプレッシャーを掛けていく、激しいサッカーだった。中盤での攻防も見応えがあった。相手の攻撃を最終的なところで守る形だったわけで、もうちょっとポゼッションを高めてボールを保持したほうがいいというのはあるが。
レッズは奪ってから早く攻めた。その意識が互いに強くなり、セットプレーの重要性が表れた試合となった。
宇賀神選手のシュートもすごかった。CKの流れからのこぼれ球で、集中して足を振り抜いてしっかりと決めることができた。相手が足を出してきている中だったので、怖かったと思う。よく決めた。

RP:確かに、守勢に回る時間もありました。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS