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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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完全な負け。いい流れの時間に失点したのが痛かった。切り替えられるか(J1第31節・G大阪戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:11月3日(土)に埼玉スタジアムで行われた明治安田J1第31節・ガンバ大阪戦は1-3。痛い敗戦でした。
都築:完全な負けだった。それでも、前半はよかった。守備ではよくプレッシャーも掛けられていて、流れも良かった。人もよく絡んだ攻撃ができていた。危険なシーンは、失点場面以外なかったわけで。レッズがゲームを支配はしていて、ガンバは最終ラインで奪ってカウンターという形だった。レッズはガンバ陣営まで入り込めていたものの、そんなに決定機はなかった。支配しているけれど、ボールを回されている感じで。

RP:たしかに、惜しいシュートは少なかったです。
都築:前半の好機といったら、スローインの流れから左サイドを興梠選手が深く進入して、折り返しを柏木が打った場面くらいだった。両サイドをよく使って、いい形を作れそうだったが、崩したといえるのはあの場面くらいで。ただ、支配はしていたから、前半は0−0のままでいいかなと思っていた。

RP:前半終了間際に、小野瀬選手のスーパーミドルが決まります。
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS