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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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序盤、相手のほうが勢いがあった。それを受けてしまった(J1第23節・清水戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:8月19日(日)に行われた明治安田J1第23節・清水エスパルス戦は3-3。3度先行されるも、追いついて勝点1を獲得しました。
都築:ミスが多い試合だった。中盤でプレッシャーを受けて、そこからカウンターを食らっていた。清水の攻撃は、左サイドばかり。FWのドウグラスが左に流れる動きが多く、よく左サイドに張っていた。そして清水は、そこからチャンスを作っていた。そこから失点につながったわけではないが…。それに、金子選手が前を向いたときにはピンチになった。ただレッズも、パスミスをしてカットされたとしても、中盤から後ろには選手が足りているから、そこまでピンチにはなっていない。たとえば、ドウグラスに対しても1対1でやられていたわけではない。

RP:
そうなった要因は?
都築:浦和は守備で、サイドの二人が引いて守る形。後ろには人がいた。カウンターを受けるときの危険性は小さいが、逆に攻撃の最初はゴールから遠くなっていて、そこからいい形で攻められない。

RP:
失点場面については、いかがでしょうか。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS