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ツヅキック(都築龍太の試合分析)

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しっかり戦えばいい結果は出る。いまは、先制点をとれればラクになる(J1第21節・鳥栖戦)

浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。


RP:8月11日(土)に行われた明治安田J1第21節・サガン鳥栖戦は0-1。セットプレーによる失点を跳ね返せずに敗れました。
都築:ちょっと、残念な試合だった。攻撃では、ゴール前まではかなり運べた。それはまず、相手がかなり引いていたことが要因。相手が引きすぎていてスペースがなく、ロングボールを蹴れなかった状況があり、それでパスをつないでつないで運んでいった。ゴール前まで運んだあとにも、攻撃のアイディアはあった。複数の人が絡んでもいた。武藤選手のポスト直撃シュートの場面も、3人くらいが絡んでゴール前まで迫って、シュートまでつなげている。つまり、最終的には最後の質のところが問題だった。ゴールに入れるだけのチャンスはあったので…。今回の課題はそこだったと思う。

RP:
これまでの攻撃の課題についても、かなり解消できていた印象です。

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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。

(c)REDS PRESS