前半と後半で内容が変わる、極端な試合(J1第17節・C大阪戦)
浦和レッズで活躍された元日本代表GK都築龍太さんが試合を解説。聞き手は、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』の田中直希記者です。
RP:7月22日(日)にヤンマースタジアム長居で行われた明治安田生命J1第17節・セレッソ大阪戦は、1−1で引き分けに終わりました。これで再開後リーグ戦1勝1分です。
都築:前半と後半で内容が変わる、極端な試合だった。前半はセレッソが良かった。ともに大きな展開になっていたけど、セレッソは山村和也選手と杉本健勇選手の能力を生かして、前線でタメを作ってチャンスを作っていた。セカンドボールををほとんど取られていたと思う。レッズとしては、受けて立つ場面が目立った。気候も暑かったので、両チームとも効率よく攻めていこうというスタンスだったと思う。
前半には西川選手が1本、杉本選手のシュートをセーブしたが、その場面のように一人でもっていかれたところもあった。前半の一発目のピンチを西川選手はよく防いだが、そのあとCKから失点してしまった。立ち上がりから、前半はずっとセレッソペースだった。
RP:浦和レッズの試合運びの意図は見えましたか?
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都築龍太 -profile-
1978年4月18日生まれ。
2003年にガンバ大阪から浦和レッズへ加入。2010年に湘南ベルマーレへ期限付き移籍後、現役を引退。日本代表としても6試合に出場した。